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第10回ふくしま地域政策研究会(2025第4回)開催案内&会場案内

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 こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  記念すべき第10回の内容が決まりましたので、ご案内いたします。  2025年9月26日(金)18:30~  前回に引き続き、東日本大震災と原発事故の影響に関わる話題提供が2件、予定されています。  中間貯蔵施設をめぐる「お金」の話です。  私自身も4年近く、中間貯蔵関係の事務仕事に携わっていた経験があるため、とても関心があります。  経済経営学類、そしてその修士課程は、現役院生だったころ、私にとっては「近くて遠い」存在でした。  「地域デザイン科学研究科」が誕生し、こうしてこの研究会でご一緒できることが嬉しいです。  私は修士論文で、「お金」の話に及ばなかった負い目があります。  この機会に、「お金」を論じるマインドを、少しでも学び取りたいと思います! ▼▼▼会場案内▼▼▼ 男女共同参画センター/福島市公式ホームページ

第9回ふくしま地域政策研究会(2025第3回)開催報告

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   こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  2025年5月16日(金)18:30~  第9回ふくしま地域政策研究会が開催されました。  会場には9名が集結。  福島県社会福祉協議会副会長の高野武彦氏から話題提供がありました。  高野氏は現在、福島大学行政政策学類の客員教授も務めていらっしゃいます。     私にとっては、地域政策科学研究科の大先輩であり、     そして県立福島高校の大先輩でもあります!     ちなみに、第2回の報告者、安藤充輝氏も研究科と高校の大先輩です。     そんなわけで、この研究会は、私が勝手に「福島学派」について     考えを巡らせる機会でもあります。  閑話休題、今回、高野氏からは「原発事故と避難者支援の継続~広域連携による福島県社協の取組~」について話題提供がありました。  個別の支援と、地域の支援。「点の支援」と、「面の支援」。それぞれに課題があり、これらに「両輪」として対応されているということです。  東日本大震災と、それに伴う原発事故による避難生活が長期化している福島県。「単身化」や「高齢化」など、今日的な社会課題も顕在化しています。 社会福祉協議会は、避難者の皆さんを決して「見捨てない」信念を持って、生活支援相談員(平成23年~)による「点の支援」と、避難者地域支援コーディネーター(令和4年~)による「面の支援」を展開しています。  避難先社協と避難元社協の連携・協働を図る広域連携の仕組みづくりは、災害対応の先進モデルにもなりつつあるようです。  地域がつくられてこそ、個々人の居場所もつくられますし、個々人の居場所があってこそ地域もつくられるという、当たり前のようで難しいサイクルを再認識させられるご報告でした。  ふくしま地域政策研究会では、今後も折に触れて、東日本大震災や原発事故に関する課題を扱っていきます。     こうして、また「福島学派」は発展していくように思います。  記念すべき第10回に向けても、着々と準備が進んでおります!     ご参考: 福島学派メモランダム

第9回ふくしま地域政策研究会(2025第3回)開催案内&会場案内

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 こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  さっそく第9回の内容が決まりましたので、ご案内いたします。  2025年5月16日(金)18:30~  地域政策科学研究科の大先輩であり、現在は福島大学行政政策学類の客員教授でもある、高野武彦氏から報告があります。  今回は、この研究会が「ふくしま」を名乗る以上、避けては通れない、東日本大震災と原発事故の影響に関わる話題です。  この研究会の前身である『自治体政策研究会』から、長く参加されている高野氏。  私が高野氏に出会えたのは、この研究会が発足したからこそです。  垣見先生をはじめ、多くの出会いをもたらしてくださるみなさまに感謝いたします。  新入生のみなさまには、この研究会の「価値」を感じ取っていただける良い機会になると思います。  私のような実質的初学者もおりますので、ぜひ気負わずにご参加いただければ幸いです。 ▼▼▼会場案内▼▼▼ 男女共同参画センター「ウィズ・もとまち」利用案内 - 福島市

第8回ふくしま地域政策研究会(2025第2回)開催報告

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 こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  2025年3月21日(金)18:30~  第8回ふくしま地域政策研究会が開催されました。  会場には、年度末の万障を何とかすることができた(!)6名が集結。  地域デザイン科学研究科・地域政策科学専攻の現役1年生の二人が報告してくれました!  前半は、安部景太氏からのご報告。  テーマは、「中山間地域における『関係人口』の受け入れ態勢と定着条件」について。  「中山間地域」や『関係人口』は、定義することから難しいですが、先行研究や行政上の表現をしっかりと押さえていらっしゃいます。  そして何より、実際にフィールドに入って活動もされている安部さんは、『人』を見ることで「中山間地域」を捉えていらっしゃいます。  後半は、原田悠斗氏からのご報告。  テーマは、「福島県における兵営誘致運動」について。  しっかりと史料を探し、次々と、歴史的事実を確認していらっしゃいます。  そして原田さんは、それらの要素を総合的に捉えて、仮説を立てながら次の史料を探すという、論理的な『勘』とも言うべきものを持ち合わせていらっしゃいます。  二人とも、研究上の嗅覚、そして吸収力が素晴らしいです。  ご報告、本当にありがとうございました!!もう期待しかないです。  そんな現役院生たちに負ける気配がまったくない大先輩が、次回あたりに、何かを発表しそうです。  近々、ご案内いたします!!

第8回ふくしま地域政策研究会(2025第2回)開催案内&会場案内

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 こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  第8回の開催が決まりましたので、ご案内いたします!  地域デザイン科学研究科・地域政策科学専攻の現役院生お二方をお招きします。  前回の「住民論」に通ずるものがありそうな(?)「関係人口」を扱う安部氏と、  調べ方も、とらえ方も、論じ方も難しそうな(!)「軍隊」を原田氏が、  勇猛果敢に報告予定です。  院生らしい報告に触れることは、修了して久しい(!?)私の楽しみでもあります。  この研究会に関われて良かった・・・と、私が思うだけではなくて、  報告者のお二方にもそう思っていただけるように、私も真面目に参加いたします。    ▼▼▼会場案内▼▼▼   男女共同参画センター「ウィズ・もとまち」利用案内 - 福島市

第7回ふくしま地域政策研究会(2025第1回)開催報告

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 こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  2025年1月17日(金)18:30~  第7回ふくしま地域政策研究会が開催されました。  会場には14名が集結!  地域政策科学研究科の修了生で、現役公務員でもある渡部朋宏氏からの報告です。  テーマは、渡部氏の博士論文にも関連する「住民論+α」について。  詳しくは著書『住民論』で語られております。(読まなきゃ損です。)   『住民論』(公人の友社)  当たり前に使われる「住民」という言葉を、法令、判例、通達などを参照しながら掘り下げていくことで、実は「住民」の捉え方がなかなか難しいことが示されるわけでして・・・  誤解をおそれず申し上げれば、私は結論よりも、その過程にとても惹きつけられました。  渡部氏の「研究者」としての姿に、参加者の現役院生も学んだところが多かったのではないかと思います。  そんな現役院生たちの発表が、次回、聞けそうです。  この研究会も、良い軌道に乗ってまいりました!!

第7回ふくしま地域政策研究会(2025第1回)開催案内&会場案内

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【日程を改めました】  こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  第7回の開催が決まりましたので、ご案内いたします!  今回は、大学院の先輩で本も出されている、現役公務員の渡部朋宏氏からの報告です。  テーマは、先輩の博士論文にも関連する「住民論」について。  私の家にもご著書がありますよ。  人口が減少していく、これからの日本を見据えた「住民論」が聞けるのではないかと、  私は前のめりで参加したいと思っています。  ▽▽▽会場はコチラです▽▽▽   男女共同参画センター「ウィズ・もとまち」利用案内 - 福島市 (city.fukushima.fukushima.jp)

第6回ふくしま地域政策研究会(2024第2回)開催報告

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   こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  2024年7月19日(金)18:30~  第6回ふくしま地域政策研究会が開催されました。  会場には9名が集結!  地域政策科学研究科の在学生で、現役公務員でもある菅原佑貴氏から話題提供がありました。  タイトルは「非正規公務員の雇止めについて」です。  根拠法令や判例を参照して現状を捉え、「どうしたら非正規公務員を長く雇えるのか」を考えている真っ最中の菅原氏。  当事者寄りの立場から聞かせていただいた私は、自らの問題意識が希薄であることを省みる時間にもなりました。  非正規公務員に関する課題は、民間の非正規雇用の課題にも直結すると私は考えています。  前者について研究している現役公務員がいるということ自体が、私は嬉しいです。  私の質問に答えてくださった先輩方にも、略儀ながら感謝の意を表したいを思います。  ありがとうございました!

第6回ふくしま地域政策研究会(2024第2回)開催案内&会場案内

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   こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  第6回の開催が決まりましたので、ご案内いたします!  今回は、修了を控えた大学院在学生からの報告です。  テーマは、非正規公務員の雇止めについて。  私自身の働き方にも関係していて、現場を見てきた立場からとても興味があります。  本研究会の主宰者、垣見隆禎先生の指導を受けている菅原氏。  私も先輩として、なにより当事者(寄りの立場)から、少し勉強して参加したいと思っています。  ▽▽▽会場はコチラです▽▽▽ 男女共同参画センター「ウィズ・もとまち」利用案内 - 福島市 (city.fukushima.fukushima.jp)

第5回ふくしま地域政策研究会(2024第1回)開催報告

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   こんにちは。福島大学大学院・地域政策科学研究科の修了生です。  2024年5月10日(金)18:30~  第5回ふくしま地域政策研究会が開催されました。  会場には10名が集結!  地域政策科学研究科の修了生で福島県立医科大学(行政職)の立岩信明氏から話題提供がありました。  タイトルは「自治体アンテナショップのゆくえ:なぜアンテナショップは東京にあるのか」です。  昭和8年~の旧丸ビル「地方物産陳列所」や、昭和29年~の八重洲口「国際観光物産館」あたりに直接的なルーツがあるようです。  現在のようなアンテナショップは、平成10年代くらいから、各県が首都圏に設置し始めたものということ。  アンテナショップにほとんど行ったことがない私には、とても新鮮なお話でした。  「アンテナ」というだけに、発信だけでなく受信もしているという点が、非常に面白く重要であると思いました。  特産品、観光、移住に関する情報を都市圏で発信するだけでなく、都市圏の「声」を受信して地元の生産者等にフィードバックするというサイクルがあり、それらはとても旬なもので、アンテナショップは一種の「メディア」として機能していることがわかりました。  年間の賃料やスタッフ人件費に少し驚きましたが・・・それでもたくさんの「ふるさと」が東京に集まるわけですから、きっと何物にも代えがたい「価値」が、「アンテナ」の一つ一つにあるのだと思います。  EBPM(エビデンスに基づく政策立案)が求められる昨今、その「価値」をめぐる判断は難しく厳しいものになるかもしれません。  政策評価にあたっては、「ものさし」が一つではないことを忘れずにいたいものです。  立岩氏の熱心な研究姿勢に拍手です!  第6回の計画も進んでおりますので、決まり次第ご案内いたします。